立ち入りの検査の際にチェックされること、聞かれること

警備業は年に一度、所轄の警察の生活安全課による立入検査があります。
私の住んでいる地域では例年9~10月くらいの時期に実施していますが、その年によって多少前後することもあります。
地域によって多少ばらつきはあるかもしれませんが、おおむね夏から秋にかけて行うのではないのでしょうか?
毎年この時期が近づいてくると、書類に不備がないか慌てて確認してしまったりします。
このページでは立ち入り検査の際にチェックを受ける書類や、質問される内容等をご紹介させていただきます。
地域、業務によって差のあるものもあるかもしれませんので、参考程度にしてください。

法定備え付け書類

まずは定番の法定備え付け書類と、それに関連した書類です。
この辺りは確実にチェックが入りますので、きちんと整理しておきましょう。

新人警備員の警備員名簿や確認票に関しては結構細かくチェックが入りますので、漏れがないように確実に準備しておきましょう。
また以前指摘を受けたような箇所に関しても、細かくチェックが入ってきます。

質問事項

毎年聞かれる質問がいくつかありますので、事前に準備しておくようにしましょう。

会社の資本金
直近の会社の売り上げ
所属警備員の人数

所属警備員の性別、年代、経験年数、雇用形態、担当業務について質問されます。
下の表を、各業務ごとに埋めておけば質問された際にすぐに答えられるかと思います。


男性警備員 女性警備員
常用警備員
臨時警備員



警備員の経験年数 男性警備員 女性警備員
1年未満
1年以上3年未満
3年以上10年未満
10年以上



警備員の年齢層 男性警備員 女性警備員
30歳未満
30歳から39歳
40歳から49歳
50歳から59歳
60歳から64歳
65歳から69歳
70歳以上

資格所持者数

指導教育責任者資格者証の各業務ごとの所持者数、検定合格証の各業務、1級、2級の所持者数も質問されます。

その他

行っている業務によってその他細かい質問があります。(警備対象施設の種類や警備で使用している車両の台数等)

まとめ

検査の内容としてはおおむねこんなものだと思います。
書類の些細な不備等であればその場でちょっと注意を受けるくらいで、翌年以降にきちんと修正しておけば問題ないかと思います。
ただ、根本的に用意すべき書類が存在しないだとか、教育を怠っていたりすると指示処分を受けたり、場合によっては営業停止処分を受けたりすることもあるかもしれません。
日々の業務でこまめに準備を整えておくことが大事だと思います。

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