施設管理権とは

施設管理権とは

ひとロに施設警備業務といっても、具体的な実施形態は、警備業務対象施設の種類等に応じ、非常に異なったものとなっていますが、いずれも契約先の所有権、賃借権等から生じる当該施設に関する管理権の行使を、民事契約(警備契約)に基づいて警備業者(実際にはそのする警備員)が代行し、当該施設における事故の発生を警成し、 防止するものである点で共通しています。

 

警備現場における警備員の勤務態様 (開閉館管理、 出入者の確認、 不法侵入者の発見,排除、不審者への質問、 車両の誘導、 防火防災活動、避難添誘導等)は、すべて契約先の委託に基づく管理権行使の一形態であるということができます。

 

そのため、警備員が管理権を行使するに当たっては、契約先が持つ管理権限を超えないことはもちろん、 その他の問題が生じないよう十分注意する必要があるのです。