警備 警備業  警備業法違反 行政処分

警備業法違反検挙数、行政処分の状況

 

2020年の1月に、「5年以上もずさんな警備」ALSOKが空港保安検査で「警備業法」違反という記事が文春で公開されていたので、いい機会だと思い警備業界の警備業法違反や、行政処分の状況がどんなものなのか、調べてみました。

 

警備業法等違反違反及びその検挙数の年別推移

 

平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年
警備業者 14 11 25 11 18
警備業者以外 4 4 1 0 7
合計 18 15 26 11 25

※ 警備業者による違反件数・検挙件数には、他法令違反を含む。
  データは警察庁HPより引用

 

件数の推移としては増えも減りもしていないようですね。

 

どの年も10件〜25件程度なので、件数としては意外と少ないな、という印象を受けます。

 

 

警備業者に対する行政処分の実施状況

 

平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年
指示処分 273 243 234 274 249
営業停止処分 12 11 9 13 15
認定取消処分 3 1 1 6 0
合計 288 255 244 293 264

※データは警察庁HPより引用

 

 

こちらのほうはかなり多いですね。書類の不備などの警備の違反も含まれているからでしょうか。

 

年別の推移に反しては同様に増えも減りもいていませんね。

 

認定の取り消しも毎年1社くらいは出ているんですね。今まで気にしたこともなかったので参考になりました。

 

まとめ

 

見る限りやはり営業停止以上の処分を受けている警備会社は毎年出ているようです。

 

2年に1社くらいは自分のいる都道府県で処分を受けている会社があるという計算になります。

 

みなさまも気を緩めることのなく警備業法に則った営業をするよう心がけましょう。