警備 警備業 警備業者数 警備員数 推移

警備業者数と警備員の人数の推移

警察庁が公開している警備業の概況(平成30年)という資料に警備業者数の推移や、警備員数の推移に関してまとめた資料がありますので、簡単にご紹介させていただきます。

 

 

警備業者の状況

 

平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年
警備業者数 9,240 9,342 9,434 9,548 9,714

年々微増状態が続いていて、平成29年から30年にかけては、166業者(1.7%)増加しています。

 

警備員の状況

 

平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年
警備員数 537,285 538,347 543,244 552,405 554,517

こちらもほぼ横ばいから微増状態が続いています。平成29年から30年にかけては2,112人(0.4%)増加しています。
また女性警備員は34,064人で全体の6.1%を占めています。

 

警備員の年齢別、男女別状況

 

30歳未満 30代 40代 50代 60代前半 60代後半 70歳以上
警備員数 54,837 60,026 89,122 106,092 79,365 91,373 73,702
警備員数比 9.9% 10.8% 16.1% 19.1% 14.3% 16.5% 13.3%
男性警備員 45,252 55,094 82,763 99,628 76,475 89,043 72,198
女性警備員 9,585 4,932 6,359 6,464 2,890 2,330 1,504

予想通りではありますが、60歳以上の高齢者の方たちが主力の職場と言えます。なんと60歳以上の警備員比率が44%もあります。
また女性警備員に関しては若い世代のほうが人数が多く、男女比率の女性が高くなるようです。

 

ちなみに平成20年の警備業者の数は8,924、警備員数は512,331人とほとんど変わりません。
さらにさかのぼって平成13年の警備業者数は9,900、警備員数は422,851人と今と比べて業者数は減っているのに、警備員数は大幅に増えてきているようです。