5 実施基準

5 実施基準

(1) 学科試験及び実技試験の実施方法

 

ア 試験当日に受験者に受験番号を交付すること。

 

イ 学科試験及び実技試験の出題範囲及び配点基準は、別表第1のとおりとすること。

 

ウ 学科試験は、5枝択一式10問の筆記試験により行うものとし、その配点は、1問につき10点とし、100点満点とすること。

 

エ 学科試験の問題は、警察庁生活安全局生活安全企画課作成の「学科試験問題例」に掲載されている問題又はこれと難易度が同程度の問題とすること。

 

オ 学科試験の試験時間は30分とし、途中退場は認めないこと。

 

カ 実技試験の実施方法は、別表第2のとおりとすること。

 

なお、採点は、受験者一人につき一人の試験員が行うこと。

 

(2) 合否の判定基準

 

学科試験及び実技試験の合格基準については、検定規則附則第8条第2項により同規則第6条第2項及び第4項の規定が準用され、90%以上の成績であることに留意すること。

 

(3) 旧合格証

 

旧合格証を持参しない者には、学科試験及び実技試験を受けさせないこと。ただし、やむを得ないと認められる事情がある場合においては、改正法による改正前の警備業法(昭和47年法律第117号)第11条の2の規定による検定に合格した者であり、本人であることが確認できたときは、受験させることができる。

 

(4) 遅刻者

 

遅刻した者に対しては、学科試験を受けさせないこと。ただし、やむを得ないと認められる事情がある場合で、学科試験の開始後10分以内であるときは、受験させることができる。

 

(5) 不正行為をした者の取扱い

 

ア 学科試験及び実技試験の実施中に不正行為を行う者を発見したときは、当該者については、以後の試験を受けさせないこと。この場合において、当該者についての得点は0点とする。

 

イ 学科試験及び実技試験の終了後、受験者が不正行為を行ったことが判明したときは、当該不正行為を行った者についての得点は0点とする。

 

(6) 問題用紙等の回収

 

問題用紙、解答用紙その他試験の実施に関して配布した書面で試験の内容に関するものは、試験の終了後に回収するものとする。

 

(7) 合否の発表

 

学科試験及び実技試験の合否の発表は、合格者の氏名及び受験番号を発表することにより行うものとする。