8 実技試験の実施要領

8 実技試験の実施要領

(1) 事前説明

 

検定合格者審査試験員は、事前に、別表第2により説明するとともに、採点上の公正性及び厳格性の確保に努めること。

 

(2) 実施会場

 

実技試験の会場は、実施する種目が徒手の護身術であること、天候等を考慮して選択すること。

 

(3) 公正性の確保

 

公正性の確保のため、会場内に受験実施者以外の受験者が待機できる控室(待機所)等を準備すること。

 

(4) 班編成等

 

実技試験の実施に当たって、受験者の数によって、適宜班編成をして運用すること。

 

(5) 受験者への説明

 

適宜の説明位置において、実技試験の開始前に、全受験者を集合させ、進行順序、受験上の注意事項、実施要領等について説明するとともに、実技試験の模範演技を行うこと。

 

なお、実施要領の説明や模範演技は、受験者が理解できるように明瞭に分かりやすく説明することに配慮すること。

 

(6) 受験者の区別

 

実技実施中、制限時間内に受験者が実技を終了した場合には、受験位置に起立させるなどして、未了者との区別を図ること。

 

(7) 不必要な会話の禁止

 

検定合格者審査試験員等は、採点中、受験者と不必要な会話をしないこと。

 

(8) 採点時間の確保

 

採点に当たって、受験者を交代させる際、検定合格者審査試験員の採点時間の確保に留意すること。

 

(9) 会場の同一性の確保

 

次の受験者を入場させる前に、会場の設定状況を同一の状態にしておくこと。