トランシーバー(無線機)の使い方

トランシーバー(無線機)の使い方

トランシーバー

警備業務を実施する際、離れた場所にいる警備員等と連絡を取る場合、トランシーバー(無線機)が比較的多く使用されています。

 

施設警備、交通誘導警備、雑踏警備、身辺警護等業務の種類を問わず、多くの警備員がトランシーバー使用することになるかと思います。

 

このページでは、トランシーバーの使用方法や、トランシーバーを使用して連絡をとる際の注意事項についてご紹介させていただきます。

 

トランシーバーの各部名称と操作方法

 

トランシーバー説明

 

  • 電源・・・長押しで電源ON
  • 音量・・・ツマミを右にひねると音が大きくなります。機種によっては音量のツマミが電源を兼ねている場合もあります。右にひねることで電源ON、もっとひねると音が大きくなります。
  • プレスボタン・・・自分が話す際は、押したままにして話しかけてください。終わったら必ずボタンを離すようにしましょう。
  • チャンネル切替・・・相手と同じチャンネルに合わせてから利用してください。当たり前ですが、チャンネルが合っていなければ会話できません。
  • マイク・・・話す際にふさがない様に注意しましょう。

 

基本的な操作方法は、どんなトランシーバーでも大きく変わることはないかと思いますが、ものによっては操作方法が違う場合もあるかと思いますので、細かい操作方法は各機種の取り扱い説明書をご参照ください。

 

通話の際の注意点

 

  • 自分から話しかける際は、送信スイッチを押してから、1〜2秒経ってから行うようにする。(会話の頭が途切れるため)
  • 通話の速度は、日常会話程度を目安として、相手が聞き取りにくかったりした場合は速度を調整するようにする。
  • 通話の内容は簡潔明瞭にしておく。
  • 話しかける際は、他の人が通話中でないか確認する。他の人が通話中の場合は、緊急でない限りは、通話終了後に行う。
  • 呼び出しても応答がない場合は、何度も声掛けするのではなく、機器の異常の有無を確認する。
  • 業務開始前に、お互いの無線チャンネルの確認をするとともに、テストを行い、問題なく通話できる状態である事を確認しておく。
  • 送信が30秒以上にわたる場合は、至急の割り込みとうがあった場合を考慮して、30秒ごとに2,3秒発信を停止する。

 

 

トランシーバーを一度も触ったことがないという方も大勢いらっしゃいます。
新任教育等の際には必ず使用方法を説明するとともに、実際にその場で使ってみて練習させるようにしましょう。