警備員のコロナウイルス対策
この記事を書いている2020年2月23に現在、国内での感染者数は113人と増加の一途をたどっており、恐らく今後も増え続け、一般生活圏内に感染者が浸透していく事になるでしょう。
不特定多数の人が行き交う場所で勤務している警備員も大勢いるでしょう。
警備という仕事の特性上、仕事を休業するわけにはいかないとは思いますが、警備員が従業員が万が一にも感染してしまったら大変なことになります。
コロナウィルスに関する正しい知識と予防策を把握し、社内での感染防対策に役立てましょう。
新型コロナウイルス感染症とは?
ウイルス性の風邪の一種です。発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多いことが特徴です。感染から発症までの潜伏期間は1日から12.5日(多くは5日から6日)と言われています。
どうやって感染するの?
新型コロナウイルス感染症がどのように感染するのかについては、現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
飛沫感染
感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出
別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染
※主な感染場所:人が多く集まる場所
接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえる
その手で周りの物に触れて、ウイルスが付く
別の人がその物に触ってウイルスが手に付着
その手で口や鼻を触って粘膜から感染
※主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど
新型コロナウイルス感染症対策は?
まずは、石けんやアルコール消毒液などによる手洗いを行ってください。
咳などの症状がある方は、咳エチケットを行ってください。
また、持病がある方などは、上記に加えて、公共交通機関や人混みの多い場所を避けるなど、より一層注意してください。
手洗い
ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗います。
ほかの人にうつさないために
くしゃみや咳が出るときは、飛沫にウイルスを含んでいるかもしれませんので、次のような咳エチケットを心がけましょう。
・マスクを着用します。
・ティッシュなどで鼻と口を覆います。
・とっさの時は袖や上着の内側でおおいます。
・周囲の人からなるべく離れます。
※コロナウィルスに関する情報や対策は、首相官邸公式HPより引用しています。
警備員、警備会社のコロナウイルス対策
現段階で企業によっては、時差出勤だったり、テレワークなどの手法で感染予防対策をしていますが、警備会社ではこういった対策はとれません。
月並みですが、マスクを会社で支給し装着させ、手洗いをこまめにさせるように指導するくらいの対策しかとれそうもありません。
体調不良者が出たら
警備会社としてはもし万が一感染者が出たとしても、それ以上拡大させないというのが残された対策になるでしょう。
いつも以上に警備員の体調管理に気を配り、体調不良者が出た場合は早めに休ませ、完全に回復するまでは出勤させないようにするようにすべきでしょう。
まとめ
人手不足の中、ちょっとでも体調をすぐれない人を休ませるということに関して、現実問題なかなか難しいと考える人もいるでしょう。
ただ、万が一社内に感染者が出て、なおかつ拡大してしまったりした場合、会社としての管理責任を問われる状態にもなりかねません。
しばらくはちょっと神経質すぎるくらいの対策をとる必要があるではないでしょうか。
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