熱中症による死亡者数とコロナウィルスによる死亡者数の比較
連日猛暑日が続いており、2020年8月12日も全国921か所の観測地点のうち、144か所で35℃以上の猛暑日となっています。
そんな中、こんな記事が目についたので簡単にご紹介させていただきます。
熱中症の搬送者1週間で6664人、10人死亡
総務省消防庁は12日、8月3〜9日の1週間に全国で6664人(速報値)が熱中症で搬送され、10人が死亡したと発表した。65歳以上が搬送者の約6割(3836人)を占め、3週間以上の入院が必要な重症者は180人に上った。
都道府県別で見ると、東京都の668人が最多で、埼玉県484人、愛知県417人と続いた。また、大阪府は412人、福岡県は252人だった。
読売新聞オンラインより引用
この1週間で6600人超の搬送、10人の死亡者数はなかなか衝撃的な数字かと思います。
こんなに搬送者が出ることはなかなかないんじゃないでしょうか。
この記事をみて思ったのは、コロナの感染者数や死亡者数とほとんど変わらないレベルなんじゃないか?ということです。
ということで、この記事の8月3日〜8月9日までのコロナウィルス感染者数についてちょっと調べてみました。
8月3日〜8月9日までのコロナウィルス新規感染者数
10,094人
8月3日〜8月9日までのコロナウィルスによる死亡者数
29人
※いずれもウィキペディアより引用
さすがにコロナウィルスのほうが被害は多かったですが、そこまで大きな差がないのも事実かと思います。さらに熱中症に関しては、あくまでも搬送者数なので実際に熱中症になった方ははるかに多い数なのでしょう。
どちらのほうが危険か優劣をつけたりするつもりはありませんが、熱中症もコロナウィルスどちらにも気をつけなきゃいけない時期かと思います。
警備員は、もともと熱中症リスクがかなり高い職業なのにもかかわらず、今年はマスクを着けているせいでより熱中症リスクが増しています。
周囲の目を気にして、マスクを着けざるを得ないということもあるかもしれませんが、記事の通り熱中症も十分死亡リスクのある症状です。
暑いときにはマスクを取って、熱中症対策を優先させることも必要かと思います。まだまだ暑い日が続きますので、無理の無いよう働いていただければと思います。
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